今日は二十四節気の「小寒」です。
寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を迎えます。
このように今日は北風が強くなり、寒くなってきました。
川端も震え上がる気候になってきています。
元旦に腹ごなしを兼ねて歩いて万福寺に初詣に行ってきました。
万福寺は31日の夜から読経が行われています。その時は大勢の参拝客が来ていますが、日が明けると参拝客はほとんどいませんでした。ただ、「都七福神まいり」の布袋さんがあるので、七福神巡りのツアー客はたくさん来ているようです。
まず入り口は「総門」です。
「第一義」の額が掲げられています。
「第一義」とは、「最もすぐれた道理、究極の真理をさす」といわれています。


続いて「三門」へ

三門の額「黄檗山」は隠元禅師の書

三門の裏の額は「万福寺」も隠元禅師の書

三門前には「不許葷酒入山門(くんしゅ さんもんに いるを ゆるさず)」の戒壇石があります。
「臭い野菜類や酒は修行者の浄念の妨げとなるから寺内に持ち込むなということ」です。
昨今の騒がしい、マナーの悪い観光客はどうなのでしょう??

三門を入りまっすぐ進むと「天応殿」

天王殿の正面に、中国で弥勒菩薩の化身だと言われている布袋さんがまつられています

その横には四天王立像が
増長天

持国天

多聞天

広目天

布袋像の後ろには「韋駄天」が

その奥には万福寺の本殿である「大雄宝殿(だいおうほうでん)」が

本尊は釈迦牟尼仏。両脇侍は迦葉、阿難の二尊者。

両単に十八羅漢像


その中に「羅怙羅尊者」があります。釈迦のことされています。
手で開いた胸から仏顔がみえています。誰の心の中にも仏が宿ることを示すものといわれています。

その奥には「法堂」

斎堂(食堂)の前に開梆(かいぱん)。今でも時を知らせています。

北の回廊を下りてくると除夜の鐘で撞かれる「合山鐘」

「開山堂」

「卍字くずし」のデザインによる高欄
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- 2017/01/05(木) 20:18:53|
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